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Yae Arai
2024年3月26日
Vol.21 正常性バイアスがハラスメントも招く
皆様、御無沙汰いたしております。 なんと7カ月ぶりの更新になってしまいました。 ありがたい事に、ハーバードビジネススクールの行動経済学を使った ビジネスコーディア学の講演や研修も増えております。 今日お話しするのは、行動経済学の中の「正常性バイアス」...


Yae Arai
2023年8月18日
Vol.20 目標達成の為のコミットメントデバイスは有効!
行動経済学には、時間選好に関わるコミットメントデバイスというものがあります。 自己コントロールを高めるために使用される方法で、 自身の行動を制約することで、望ましい結果を達成しやすくなります。 例1、目標達成の公言 社員がある目標を達成するために、チームや上司、...


Yae Arai
2023年7月11日
Vol.19 Purpose Brandingしていますか?
パーパス(purpose)を辞書で引くと「目的・理由・意義」等とでてきますね。 マーク・ザッカーバーグ氏がハーバード大学で講演した時に、 「パーパスとは自分よりも大きい何かに関わり、必要とされ、 より良い未来のために働きたい、という感覚で、...


Yae Arai
2023年6月20日
No.18 行動経済学”ソーシャルプルーフ”を使って組織内の心理的安全性を高める
行動経済学と心理的安全性の関係 “心理的安全性(psychological safety)”とは、 組織の中で自分の考えや気持ちを、 誰に対してでも安心して発言できる状態のことを言います。 心理的安全性を高めるために、実は行動経済学はとても有効です。...


Yae Arai
2023年6月6日
Vol.17 フィードバック力向上にも有効なハーバードビジネススクール行動経済学
私は長年、エグゼクティブトレーニングを仕事としてきましたが、 その中で、フィードバックについても多々教えさせていただきました。 ハーバードビジネススクールの行動経済学クラスでは、 いかに行動経済学がフィードバックにも有効かを学びました。 例えば、ピークエンドの法則。...


Yae Arai
2023年5月23日
Vol.16 そもそも、「ブランディング」を誤解していませんか?
「ブランドとはどういう意味ですか?」 と尋ねると、「高級品」と答える人が少なくないですが、 ビジネスにおいては完全に誤解です。 「ブランド」とは、隣の家畜と区別する為につけた焼き印が語源です。 つまり、識別するための記号なのです。 そして、「ブランディング」とは、...


Yae Arai
2023年5月19日
No.15 バンドワゴン効果に乗せられたら....
バンドワゴン効果とは、 世間の流行りや周りの評判を判断材料にしてしまう心理のことで、 マーケティングでよく使われる心理的効果です。 「今最も売れています!」 「人気No.1」 というような広告を一度は見たことがあるはずです。...


Yae Arai
2023年5月9日
Vol.14 現状維持バイアスでチャンスを逃していませんか?
現状維持バイアスとは、成功できるとわかっていても、 そこに少しでもリスクがある場合、 リスクを取らずに現状維持を選択してしまう心理的働きのことです。 ビジネスや自己変革の場合、 リスクを避けることは、マイナスの結果を生み出すことが少なくないですね。 転職に興味があるのに、...


Yae Arai
2023年4月18日
Vol.13 テンション・リダクション効果で「ついで買い」をしていませんか?
テンション・リダクション効果とは、テンション(tension緊張)が リダクション(reduction減少・消滅)してしまう現象のことです。 つまり、緊張状態がなくなったあとは注意力が下がってしまうという 心理効果の一つです。...


Yae Arai
2023年4月4日
Vol.12 リーダーが陥いらないようにしたい「置き換えバイアス」
置換バイアスとは、複雑な計算が必要とされる場合に、 より直感的な計算方法に置き換えてしまう心理であり、 論理的思考が苦手な人に起こりやすい現象です。 例: 「バットとボールを合わせると1.1ドル。 バットの方がボールより1ドル高い。 ボールはいくらでしょうか?」...


Yae Arai
2023年3月28日
Vol.11 利用可能性ヒューリスティックとは?
「利用可能性ヒューリスティック」は、自分にとってその情報の引き出しやすさで、 確率や程度を判断する思考プロセスのことで、 行動経済学における重要概念であるヒューリスティックの中でも 大きな位置を占めるもののうちの一つです。...


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2023年3月18日
Vol.10 アンカリング効果を知っていれば......
アンカリング効果(Anchoring Effect)とは、 最初に与えられた数字(アンカー)や情報を基準に考えることで、 その後に提示された別の数字(情報)への認識が 変わってしまう現象のことを言います。 マーケティングでよく用いられる心理的手法です。...


Yae Arai
2023年3月12日
Vol.9 上手に活用したいツァイガルニック効果とは?
ツァイガルニック効果とは、 「完成していないものの方が、完成したものよりも記憶に残りやすくなる」 という心理効果です。 この効果はマーケティングでも使えますが、 自分自身の日常の仕事でも、工夫次第で効力を発します。 例えば企画書をいくつか作らなくてはならない時、...


Yae Arai
2023年3月4日
Vol.8「知識の呪い」に気が付かないと....
人は、ある事柄について知識を得ると、その知識を持っていない人のことを想像しにくい、つまり、「自分が知っていることは、他人も皆、知っている」と思う傾向があります。 コミュニケーションのなかで、「なぜ、知らないの?」「なんで、分からないの?」という根本の想いが言動や態度や、表情...


Yae Arai
2023年2月26日
Vol.7 スノッブ効果対策は自分自身に自信をつけること?
スノッブ効果とは、ある商品やサービスに対して、 他者の消費が増えれば増えるほど、 需要が減少することを指します。 元々、スノッブとは、「上品ぶった振る舞いをするなど、 人より上にいると自分をアピールする人」という意味。 スノッブ効果には、「他の人とは違った私でいたい」...


Yae Arai
2023年2月22日
Vol.6 カクテルパーティー効果をビジネスに活かす
「カクテルパーティー効果」とは、多くの音の中から、 自分が必要としている情報や重要な情報を、 無意識に選択することができる脳の働きのことです。 カクテルパーティーのような多くの人がいる中でも、 自分が必要な情報を聞き取る能力が人間にはあるという事から、...

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2022年12月7日
Vol.5 生存者バイアスに御用心 ~survivorship bias~
事象や手段を評価する際に、成功せず失敗に至った数多くの事象を考慮することなく、一部の成功事例のみをもって判断してしまい、誤った結論を導き出してしまうこと。 何らかの成功を遂げた一部の人物や企業、物事のみを基準とすることで、誤った判断をしてしまう危険性は多くあります。...


Yae Arai
2022年11月8日
Vol.4 フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは? ~foot in the door technique~
本命の要求を通すために、先ずは小さな要求からスタートし、 段階的に要求レベルを上げる方法で、よく交渉で使わる心理テクニックです。 訪問販売のセールスマンが話を聞いてもらうため、 扉を閉められないように靴先をドアの中に突っ込む行為 ( foot in the door...


Yae Arai
2022年10月26日
Vol.3 返報性の法則~reciprocity~
ビジネスコーディア学の「行動経済学」でもお伝えする“返報性の法則”とは、相手から受けた好意(好意だけではなく悪意も同様であることが怖いですね…笑)などに対し「お返し」をしたいと感じる人間の心理のことです。 ビジネスでも使われ、特に交渉場面などでは有効な働きをします。...


Yae Arai
2022年9月10日
Vol.2 ソリッド消費とリキッド消費
時代は確実にソリッド消費からリキッド消費に移り変わっています。 注:リキッド消費とはシェアやレンタルサービスなどをはじめとして、モノを所有しない新しい消費スタイルのこと Z世代においては、特にこのリキッド消費比率が高いですね。...
ビジネスコーディア学Ⓡ
ショートコラム
Business Cordia Short column
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